中学受験をして、広島市にある女子校に通い始めました。
カトリックのミッション学校、かつ、進学校でした。
当時は敷地内に修道院があり、修道女(シスター)の教師が何人も教えていました。
米国人のシスターから厳しめに英語の発音を教わり、この学校の卒業生は少なくとも英語の発音は良くなるので、少し英語を喋るとペラペラと勘違いされるからかえって困る。という話を聞いたりします。笑
日常的に賛美歌を歌い、ミサに出席し、「宗教の時間」があり聖書を教わります。
「汝の隣人を愛せよ」
・・・なんと美しい。中学1年生の私は初めて「宗教」に出会い、期待で胸が熱くなり、
うちに帰って「キリスト教徒になりたい!」と母親に頼んだりしました。
母は戸惑い、少し考えて「あと3年待って同じ気持ちならそうしなさい」と言いました。
しかし、3年後にはその思いは消えていました。
思春期で自分探しが始まったばかりの私は
キリスト教に対して「美しくて完璧なもの」を期待していたので、
個別のシスターの中に見え隠れする人間的な未熟さにすっかり落胆してしまったりしたのが大きな理由です。
キリスト教徒になればいいというものではない。という結論に至ったのです。
母は賢明でしたね。
10年も経たないのち、大学生の頃、
私は世の中にはいろんな宗教や信仰の形があることをインドに行く経験を通じて知りました。
そして、
私が求めているのは「宗教」ではなく、この世界の「愛と真理」を探求することだと気づいていくのですが、
それはまた後の話です。
また近年では日本古来の神道というあり方にも馴染むようになってきました。
キリスト教徒になりそびれてよかった。
と振り返って思います。笑
それぞれの人の「いのちの場」には「霊性」という側面があり、
それぞれの死生観があるのだと思います。
宗教について日頃考える機会の少ない環境にいるからか、
「霊性」は意識しづらい側面ですが、
異文化に触れ、私の霊性が化学反応的に熱を持った最初の機会としてこの中学時代を思い出します。
インパクト、強かったです。
きっと、日本にいろんな宗教が入ってきた歴史で、こんな化学反応的な熱が起こったのかもなぁ。
って想像してみたりします。
私は医療にも霊的な質を求めています。
生まれる人の霊性がそこにあることを意識に含めることは大切にしています。
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