不妊症のからだに隠れていた本当の望み

妊娠したいという願いに向き合い続けたある女性の話です。

 

彼女は、できれば早く子どもを産みたいと思って、学生結婚でもいいから、と思っているくらいだったのですが、そんなことも起きず、

 

結婚を意識していた恋人は、就職のタイミングで生活がすれ違い、別の方と結婚してしまい、

仕事もすごく大変で残業が多い中、再会した昔の知り合いの男性と好い中になり、相手を説得して29才で結婚。

 

以後6年間、避妊をしないのに子どもを授かりませんでした。

 

病院嫌いの夫婦でしたが、さすがに病院にいってみようと不妊治療専門のクリニックを訪ねると、

夫の精子は一応あるが、性交直後の子宮の頸管粘液を顕微鏡でみる(フーナーテスト)と、夫の精子が粘液中にみられない、

つまり、夫の精子を受け入れられていない、

ということが分かりました。

 

一般的な不妊治療では、じゃあ子宮の内部に精子を注入する人工授精をしてみよう、となるところですが、

彼女の考えは違いました。

 

「私が夫の生命である精子を

自分の大切な生命の器である子宮に受け入れない、それはなぜだろうか?」

 

と考えた上、治療を先に進めないでいる決断をしました。

 

そこから彼女は自分の内面を見つめる作業に入りました。

 

エネルギーヒーリングを受けたり、ファミリーコンステレーションのワークで家族システムを見つめ直したり、継続的な自己観察を深めたりとあらゆる自分が真の道を進むための助けを求めました。

 

そして、あるときあるワークの最中に、彼女にとって思いもかけないことが起こりました。

 

自分の下腹部に収まっていた自分自身の生殖器の思いが爆発的に浮かび上がって、ハートを通じて激烈なメッセージを訴えてきたのです。

それは、言葉では表現できないような、女性的で悲しいもので、圧倒的なメッセージだったそうです。

ヒーリングの過程で、 外からくる何かでなく、明らかに彼女の内側だけでそれが起こりました。

 

そのメッセージの内容はここであえて書かないでいたいでおきたいとおもいます。

 

そして、彼女はほどなくして離婚を決断しました。

離婚のためにも、ファミリーコンステレーションがサポートになり「与えることと受け取ること」のバランスに最大限注意して、

できるかぎり気持ちよく離婚したので、いわゆるドロドロは発生しませんでした。

 

そして、ほどなくして彼女は新しい男性と巡り合い、愛を確かめて結婚するとあっという間に妊娠し、のぞみどおりお母さんになりました。

 

彼女の真の望みは、ただ子どもを生むことではありませんでした。

 

男性と心底愛しあった結果として 子どもを授かること

 

だったのです。

前の夫と結婚している時には

子どもが欲しいという理由が強すぎて、をの本来の女性としてのパートナーシップに対する願いや思いが子宮に閉じ込められたようになっていました。

 

彼女は、健康なのになかなか妊娠しないという苦しみに正面から向き合うことで たましいの望みに気づくことができたのです。

 

彼女は今、前の夫との間にもし子どもが生まれていたら、逆にすごく苦しい人生を送っていただろう、当時はそれに気づくことができなかった。

と振り返っています。

もちろんこれは同じような検査結果の人すべてに当てはまる、というわけでもなく、ましてや人工受精を否定していることでもありません。

ただ、この女性の人生の中で起きたお話をとても興味深く不妊治療について考えるため参考になることとしてご紹介しました。

実は、これは私自身の体験です。

 

体は意識からできています。

 

体が発する症状は、意識の表現なのです。

そして体は間違えません。

 

体は時に痛みを通じ、病を通じて私たちに訴えているのです。

あなたの体は何を表現しているでしょうか?

 

関連記事

  1. 【外来日誌vol4】妊娠しづらい人たちのハートが硬い。

  2. 【外来日誌vol3】長女の気持ち。

  3. 【4ヶ月継続セッションのご感想】30年前の出産・離婚の痛みを…

  4. やさしい光の中で産む

  5. ひさしぶりに手術室に入って思ったこと。

  6. 女のたましいは子どもを産むと重くなる。