セックスの結果、妊娠すること。それは女性だけの特権ですね。
でも、そのことが理不尽に思えたことはありませんか。
このことは産婦人科医としても個人としても長い間疑問に思っていたことでした。
私がファミリーコンステレーションの学びを通じて理解した、
家族にとって重要な「いのちの法則」がいくつもあるのですが、
今日はその中の一つをご紹介します。
カップルのバランスについてのことです。
それは、
「女性のたましいは子どもをを産むと少し重くなる」
ということ。説明しますね。
男性と女性のカップルが成立したとします。
二人の間で「与えること」と「受け取ること」がバランスよくなされているとします。
男性と女性のたましいの重さは初めは等しいのです。
しかし、子どもを産むことで、女性のたましいの重さは男性より少し重くなるのです。
ドイツ人セラピストのヤコブ・シュナイダー先生のワークショップに参加して
初めてこのことを聞いた時、私の中でものすごーーく腑に落ちました。
ずっと疑問に思っていたことが解決したような感覚でした。
自立した男女がセックスをします。
二人ともそれぞれの責任において、その関わりを良いものとして体験したとします。
ですが、そこにいのちをかけているのは女性だけです。
男性は、セックスの結果いのちがかかることはないと言っていいでしょう。
セックスの結果、妊娠する可能性があります。
妊娠するということは、その結果死ぬことがあるということです。
現代の日本でも母体死亡といって、お産の時にお母さんがなくなるケースが少ないですがあります。
これは医学の進歩でも決してゼロにはならないことだと思います。
亡くなるまで行かなくても、例えば子宮外妊娠で緊急手術、帝王切開、流産手術などの侵襲的な治療を受ける人はたくさんいます。
妊娠していること自体が、体に大きな変化をもたらすので、負担があります。
産んだ後は、おっぱいをあげるなら、それ相応の負担があります。
「男女は生殖という意味ではバランス取ることができないものなんだろうか?
そんなことがこの宇宙にあるのだろうか。。」
それが私の長年の疑問でした。
それを解決に導いてくれたのがこの法則、
「子どもを産むことで女のたましいは少し重くなる」
ということでした。
女が少し重くて、男がそのままだったらどうなるでしょうか?
きっと女が男を軽いものと感じて、それ以前のまま敬意を示し愛し続けることは無理でしょう。
だからどうするか。
男は外に出てお金を稼いできたり、安心できるような住まいを確保したり、女と子どもに安心・安全を与えるのです。
時に男は外敵から大切な家族を守るために戦争に行くこともある、と。
そうやって、男はまたいのちをかけることで男女のたましいの重さはバランスされるのです。
私は1度目の結婚をした時、実は自分が稼げるから大丈夫と思って夫を養っていました。
6年間避妊しませんでしたが、子どもは授かりませんでした。
振り返って思うに、バランスのとれない難しい結婚だった。と今はわかります。
私の中の「いのちの法則」に照らし合わせたバランス機能が働いた結果、妊娠することを拒んだかもな。と思っています。
私の体験はこちらの記事も参考にしてください。https://drsakura.net/motherhood/194/
バランスのとれたカップルでいたい方は、ぜひこの観点から関係を見つめ直してください。
ファミリーコンステレーションからの学びは、よく生きるための指針になることがたくさんあります。
セッションではバランスがどうなっているのかを見て、よりバランスが取れる方向性を探ってゆきます。
今日もお読みくださりありがとうございました。
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