子宮筋腫についての私見徒然。

ソウルバースセラピストで産婦人科医の

小林桜です。

 

子宮筋腫を持っている女性って、

ものすごくたくさんいるそうで、

性成熟期の女性の2~4割もいると。

 

実際、産婦人科領域では

ごくありふれた日常的に出会う疾患で、

本当に治療が必要な人以外は

在っても大したことない感じがするほどです。

 

子宮筋腫があっても困っていない人が多いし

経過観察という名で放置している・されている

ことも多い。

 

「何センチになったら治療するんですか?」

とよく質問をされます。

それに対して、基本的には

「患者さん自身がどれだけ困っているか。によって

治療をする・しないを決めます。」

とお答えします。

「じゃ、放置していていいんですよね。?」

と聞き返す方が結構います。

「いいですよ。」

ということもあるけど、

「放置しているからこういう状態があるのでしょう。」

とお伝えし、さらに踏み込んでお話することもあります。

 

人によって必要なやり取りが違うので、

相手の必要に合わせてお話ししています。

私の認識では

「意識体」が現れたものが肉体です。

「意識体」が先行し物質化が起こる。

という理屈を持っています。

 

これが誰にでも受け入れてもらえることとは思いませんが、

目に見えるものだけで体や生命を理解することはできない。

という考えに共感する人が多い時代になったのは確かです。

 

さて、そういうわけで、

私の場合「子宮筋腫」がある女性を診るとき

 

この人がどういう意識(無意識)でこれ(子宮筋腫)を作ったのだろう。

という問いを持って臨んで来ました。

 

これは、2006年に

ホリスティック医師のクリスティン・ペイジ先生と出会ったことで

持つようになった視点で、

「いかに病気を治すのか?」というパラダイムからぐるりとシフトした

私にとって大きな出来事でした。

 

病気はたましいからのお知らせ(目覚まし時計)!

 

と、ペイジ先生から初めて聞いた時は

本当に目からウロコが落ちたようでした。

 

そしてそのペイジ先生から、

子宮筋腫になる人の多くが持っているテーマは

自分のお世話を誰もしてくれない。(自分さえも!)

という所見が見られるとも聞きました。

 

それ以来私が出会う子宮筋腫を持っている女性たちに

インタビューしてみて、

ほどんど全ての方に当てはまっていました。

 

そして、

子宮筋腫は「怒りの感情」と深く関わっている。

ということもまたペイジ先生は言っています。

ここからは私見ですが、

子宮筋腫を持つ人の傾向は

自分が報われないことに対する不満。

怒りの感情を子宮に溜め込んで

自分でもないことにする。

両親や夫、子供たちなど

家族への忠誠心や依存的な関係がある。

 

「怒り」は大人の女性として

自分を突き動かす原動力になるような

表現はされず、

少女時代からの表現のパターンで

感情を子宮にしまっておく。

という内向的な形をとり続ける。

 

人はそれぞれ皆違いますので

一概には言えませんが、

私は現在までのところそんな印象を持っています。

 

どんな病でもそうだと言えるのですが、

子宮筋腫があることを私にみせてくれる女性たちは

もしかしたら古い意識のパターンを手放し

もっと自分を幸せへと動かしてゆくような

新しい意識に切り替えていきたいのかもしれない。

 

そんな仮説を持って、

日々の診療で出会う人たちを見て、

きっかけがあればそれとなく働きかけるようにしています。

 

日々の限られた診療の枠内では

家族関係のパターンや

女性であることをどう扱っているか、

というとこに深く寄り添って踏み込んでゆく

ということは簡単ではないと感じます。

だから、セラピストとしても診療外で活動することで

私自身は全体のバランスをとっています。

 

意識のパターンと生活習慣を変えると体も変わる。

 

それが私にとっての真実であり、

いつもご提案しようと試みていることです。

 

と言っても、

今までの私は特別な医療をしているわけではありません。

 

薬や検査は標準的なことはやるにはやります。

これらはいつの頃からか、

説得力のある「おまけ」のようなものだ

と感じるようになったのです。

病気や症状が、その人にとってどんな気づきをもたらすのか。

その人をどこに運ぼうとしているのか。

 

それが、

治る・治らない

という二元論を超えて大切なことなのです。

 

具体的にどこに気づきのきっかけがあるかは

人によって違うので、

この仕事には直感力が必要だと感じます。

 

私の場合は、ほとんどは対話が重要です。

 

驚くことに

「先生からその言葉を聞くために

私は子宮筋腫になったと思います!」

と言って涙する人もいたくらいです。。

その時は私もびっくり。

感動してちょっと泣いちゃいました。。

 

こんな時代だからこそ

人と人との、生命と生命との関わりの中に

新しい医療の無限の可能性がある。

ように感じています。

 

AIがやってくれることはもうやらなくていい。

って思うと私は気が楽です。

 

特に女性の場合は

親密な関係性がどう築いていけるかは

心身に大きく影響する。

 

だからこそ、短時間でも治療者と関わりあいの際に

胸襟を開いて接することがきっかけとなり

深い癒しが起きる

というのは、理にかなったアプローチだ

と私は考えています。

直感力と

現実的な見極めをすることと

その両方をバランスよく、より多く持っていられるように

日々自分を調律している。

 

大げさにいってみれば、

これだけが私が特に研鑽していることです。

 

この仕事で生きていくためにも

調律が狂わない生活をする必要があるので、

時に私生活も窮屈になることがあります。

 

だから、私はバカンスに出かけ

海や温泉で形状記憶を解放し

「なんでもない私」に戻る時間が

生きる上で必要なんですよ。

 

心と体をさらけ出して

男の人と愛し合うことだって、ね。

 

私が私でいるって、

結構お金も時間もかかるし

気力体力もいるんです。

 

そう、私はお世話するのが大変な女なです。。

といって

自分で自分を見捨てるわけにはいかないでしょ。

 

だからね。

 

子宮筋腫のテーマとして

「自分の世話を誰もしない、自分さえも!」

というの。

 

これが当てはまる方はいますか?

 

当てはまるあなたは

ご自分に対してケチケチしていませんか?

 

あなたが「なんでもないあなただけのあなた」に戻るために

必要なことってなんですか?

 

ぜひとも私を見習って

今持っている資源(体、お金とか時間、道具、人)を

ご自分に惜しみなく投入して

ご自分を喜ばせてあげてください。

 

ただし、自己責任でお願いします!

 

たとえ完全に満足しなくても大丈夫。

 

あなたがご自分を大切に扱って

今持っているものをフル活用して

喜ばせようと試みること。

自分で自分を満たすことを選ぶこと。

 

その動きの繰り返すことが大切なのです。

 

ではでは、お互いご自愛しましょうね。

子宮筋腫について、私見徒然。

お読みいただきありがとうございました。

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