初潮を迎えた12歳の私と出会う。〜「母から娘へ伝えるいのちと性の話」①

「母から娘に伝えるいのちと性の話」オンラインモニター講座

開講しました。

この講座は、

これから島根県在住の小3の娘を持つお母さんから

「初潮を迎える前に専門家から女の人がお母さんになることがステキなこと」

ということを伝えて欲しい

というリクエストを受けたことをきっかけに生まれました。

それを専門家からではなくて

お母さん自身から伝えてもらいたい

という私の思いが加わって今回の講座になったのです。

 

3回シリーズの初回は

「女性としてのいのちの経験をふりかえる」

というテーマでした。

 

 

初潮を迎えた時の自分と出会う簡単なイメージワークの中で、

日本各地の自宅にいる参加者それぞれが

子どもから大人のカラダへの通過儀礼を経験している

その時の自分自身に出会いました。

イメージの中でです!

今回モニター講座ということもあり

参加者と一緒になって私自身も自分でこのイメージワークを行いました。

そのことをシェアさせてもらいますね。

私が初潮を迎えたのは小6の時でした。

私の身長は160cmあり学年で一番背が高い児童でした。

スポーツもそこそこ得意でした。

「キャプテン翼」という少年サッカーの漫画が当時は大流行していて、

男の子に混じってサッカー部に入りました。

好きな男の子もいたし、

「胸が膨らんでいるね。いいなー。」と

ませた女の子の友達に指摘されることもありましたし

柔らかなブラジャーもつけていましたが、

当時の私には大して興味がないことでした。

 

自分が女の子で男の子とは違う。

ということをはっきりと知らされることが起こりました。

初潮がとつぜんやって来たのです。

 

赤黒い出血が股から出て

今までに経験したことのないヒクヒクシクシクする下腹部の痛みが続きました。

男子がやっているサッカーを端っこで座って見学しながら

自分自身が思い描いていたような自分ではない状態に

悔しさや残念さと戸惑いと不安が入り混じるような気持ちになったのを覚えています。

5年生の途中で転校したこともあり、

保健体育の授業も受けた記憶がない。

親からも事前に教えられることもなく

月経について何の予備知識がありませんでした。

家に帰ったら母親は、「あらそう。。」という感じで

生理用のナプキンとかを用意してくれたと思います。

お祝いの赤飯は用意してくれたような気がしますが

はっきり覚えていません。

今回の講座の中で

その初潮を迎えた時の自分に出会い、その姿を絵に描いてみました。

学校で初潮が始まった時、

私はお腹が痛くて、出血もしているし私は不意の出来事に困って

涙を流していました。血の色です。

下から出血をしてもいます。

その時周りの女の子たちが助けてくれました。

「え、さくらちゃんまだ生理に始まってなかったの?

体が大きいから、もうなっているかと思っていた。」

といわれながら、保健室に連れて行ってもらいました。

彼女たちを描いたら

周りに天使たちがいるようにも見えます。

両親もグレーと黒で描かれています。

炊かれたお赤飯もあります。

 

私は両親にとっても初めての子どもです。

彼らにとっての初めての体験でもあるわけで

彼らの戸惑いも記憶に残っています。

この絵を描くことで、

私は12歳の私に出会いました。

涙が経血と同じ赤で描かれて、

その時に感じきれなかった感情があるのだな。

と気づきました。

その時の私に

今の私から

伝えたいことやサポートしてあげたいことはなんだろう?

という問いかけをした時に

「大丈夫だよ。あなたは見守られているし愛されているよ。」

っていうことが浮かんで来ました。

私は天使たちに囲まれていたし

両親も、戸惑い言葉少なながらも

そこにいた。

桜ちゃん、あなたは愛された存在です。

ということを

伝えてもらった12歳の私は

ホッとその日の眠りについたのでした。

これが今回の講座で体験した

私自身のストーリーでした。

自分で作っておきながらなんですが、

なかなか興味深いワークでした。

「母から娘へ伝えるいのちの話」オンラインモニター講座は

2回目のテーマ「伝えたいことを明確にする」

3回目のテーマ「娘に伝える」

と続く予定になっています。

参加者の皆さんと一緒に私も新しい世代の人たちへ伝えたいことを

見つけて伝えられるようになる予定です。

 

 

続きがとても楽しみです。またレポートしますね。

 

今日もお読みくださりありがとうございました。

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