八ヶ岳の北杜市の森の中で
医師の大木学さんと、サウンドヒーラーの大木華さん夫妻が定期開催している
「死を巡るワークショップ」に参加してきた。
4月にホリスティックヘルスコーティネータとして活動する
看護師の高野綾子さんと大木夫妻のコラボイベントのメンバーで
図らずしも再集結する形になった。
森の一角で音叉のヒーリングを体験した後、散策する。
森の舞台かざは と名付けられた会場に案内された。
おふたりの話を、ゆったりまどろみながら聞く。
「我々の本体はふるえ(バイブレーション)であり、
死は、物質的肉体から離れて「ふるえ」だけになった状態。」
「体が引き起こす病や症状は、目覚めるためのきっかけ。」
やっぱりそうだよね。。私もそうだと思います。
とかなんとか思いながら、
意識が遠のいたり目覚めたりを繰り返していた。
それから、
順番に死と、死者を弔う側を体験する儀式。
サウンドヒーリング。
声明のような声と、シンギングボウル、クリスタルボールとが
弔われる人のバイブレーショナルボディへと働きかけられ
共鳴りをおこして行く体験。
自然界の当たり前のありようが
人間をおびやかす。死を恐れる。
そこで人間は、自然に介入し制御しようとする。
自分たち人間の営みにある自然を、
コントロールしなければ、いられなくなる。
次第に私たちが、自然から物質的な体を与えらえている
借り物であることを意識から忘れ去っても
生きていられるようになった。
自然から切り離され、全体と一体であったことを忘れ
すっかり部分的な私たちになってしまう。
これではきっと、
お産も辛かろう。子育ても辛かろう。
セックスもつまらないだろう。。
自然は脅威かもしれないが、
自然はいつでも何を惜しむことなく
私たちに全てを差し出してくれている。
いのちあるものが死んでくれて、
私たちに「土」を、あるいは「肉」を与えてくれている。
母が子に肉を与える時に
惜しみなく与えるように、すべてを与えてくれている。
人がホリスティックに、
つまりいのちの全体性を意識的に生きようとする時
死と、性を意識に含むことが必須なのだろう。
自然の法則の中に
私たちのいのちの法則も沿っていられるといいのに、
と思ってしまうが、
そうもいかないのが人間。
はて、どうしたもんか。。
自然からかけ離れてゆくお産業界への憂いが止むことは
おそらくしばらくないだろうとは思うが、
大人がこうして森にかこまれ「死を巡ってみる」ことは、
一生のうちに決して捉え切ることができない
私たちの「いのちの全体性」に認識をストレッチする貴重な機会となる。
私たちのいのちが朽ちて、
のちのいのちへと送られてゆくことを、想像することになる。
未来にうまれるひとのため
私たちはどんな今を過ごすのか。
大木夫妻の静かで熱いたましいの動きに、
私も、きっと他の参加者も共鳴りした。
このからだを与えられたこのあとの限られた時間、
喜ばしいこと、愛しくて切ないこと、
感じながら日々を重ねてゆこう。
いのちの全体性へと
自分を明け渡してゆこう。
:::::::::
◎最新のお知らせ
♪new 官能女医さくらと行く「壱岐島ヒーリング・リトリート」9/5~7
♪女の子と女性のためのサークル 谷中「月の小屋」。第2土曜日
10歳以上の女性がご参加いただけます。→instagram @tsukinokoya_yanaka
♪古神道家矢加部幸彦先生のワークショップ
【募集中】8月4日(月)「弁財天ワーク〜豊穣と祝福と繁栄の秘法」
【募集中】11月14日(金)「鎮魂禊行法ワークショップ」
♪小林桜の「子宮カフェ」、個人相談、その他の活動はメルマガから優先案内しています。
↓↓↓
無料メルマガ【Dr小林桜のLife is love通信!】登録はこちら
♪女性限定無料Facebookグループにてライブ配信(お休みしています。)
::::::::::::
『あなたと未来のいのちをつなぐソウルバースセラピー』
ソウルバースヒーリング
産婦人科医
小林桜
::::::::::::::::