沖縄は私にとってたましい再会の地。
友人のライブに行ってきました。
エポさん夫婦と私は、
10年前に米国のヒーリング学校に通った時の同級生で、
彼女のAQUANOMEという作品集は、
エポさんによると、
ムー大陸とかアトランティスとか、
そっちの意識から生まれた音楽なんだそうです。。
私はほどんど知らない世界ですが
響きに何かを感じるものがあります。
3年前に東京公演に参加した時は
「たましいの修学旅行」のような体験を味わいました。
その沖縄公演は、
太古からの洞窟内の「ケイブカフェ」という場所で行われて
特別感があります。
今回色々後押しがあり、とうとう3年目にして参加が叶いました。
今回、ライブ曲の中で最も引き込まれた曲が
「100年の孤独」という曲。
♪いつの日か歳をとって
時の走馬灯みる時がきて
本当のごめんなさいを
言える気持ちは
どんなだろう
こんな歌詞です。item-12589.html
今まで何度もライブで聞いた曲だけど、
今回は直接心の琴線に触れるような特別な響きを感じ
涙がこぼれました。。
エポさんが去年にお母様を亡くされたこと。
夫の宮川さんが今年にお母様を亡くされたこと。
そして、義理の母様の意識体が
確かにライブの洞窟内にとても広がりのある形で存在している。
その大きな美しい存在が他人の私にも感じられる。。
さて、ここから話は12年前にさかのぼります。
私とエポさんたちが共に通った米国のトップヒーリング学校の主催者であるバオーバラ・ブレナン女史は
元NASAの気象物理学者で偉大なヒーラーで、
そして何よりもヒーリング科学を教えるの素晴らしい教師でした。
私がバーバラと初めて会ったのは
私がバリキャリ?の道を外れた2006年こと。
1000人規模で行われた東京公演会でのことでした。
大学病院産婦人科医局を辞したばかりの私は
目に見えない世界のことで
こんなに多くの人が集まることに内心驚いていました。
そしてそれは嬉しいことでした。
そこでバーバラから聞いた話の中で、
一つだけよく覚えていることがあります。
それは、
「親は亡くなったら死後の世界に行ってしまってから、
再びまた子どもに贈り物をするために戻ってきます。」
ということです。
私の両親は幸い未だ健在ですが、
いつかその時が来たら、
「これがそれだ!」
と親が死後に与えてくれる贈り物に気づいていられるように
と自分に対して願っています。
垣花桶川(カキノハナヒージャー)。段差がいくつも作られていて、まるで滝のよう。
いのちの流れもまた高いところから低いところへ。
この話には続きがあります。
私は、その1000人規模の会場で手をあげて
Barbaraに質問する機会を得ました。
私の質問はこういうことでした。
「それでは、子どもを先に亡くされる場合はどうでしょうか?
親が亡くなった場合と同じでしょうか。
ぜひそれについて聴かせてください。」
私は産婦人科医として流産、死産、中絶、生後間もなくの赤ちゃんが亡くなる。ということを見て来たのです。
そのことが私の胸にいつも引っかかっていました。
何か理不尽なことを経験しているかのように思えたのです。
そしてとても苦しんでいました。。
同じ宿に泊まった旅人が、偶然昨夜のライブに参加していた人!私にお供してくださいました。
でも、
今になってわかるのは
それが私自身の純粋な感情ではなくて
私が関わった女性たちの感情を勝手に引き受けてしまい
混乱して自分のもののように感じ取っていたのだということ。
このことは
今現在も私が私の感情と他者の感情を区別できるように取り組んでいることで
この左胸の痛みと共にいることで
今回旅の中で取り組むことにしていた
一つの大切なテーマ。それが浮かび上がってきました。
で、話は戻って
バーバラがその時どう答えたのか。。
実は詳細は覚えていないんです。
そんな大勢の中で私が選ばれて質問できてキンチョーして。。笑
でもざっくりこんな感じだったです。
バーバラは、彼女の一番のガイド(導き手)へヨアンがあなたにこう言っている。という前置きをして言ってくれました。
「いいですか。よく覚えておいてください。
早くに亡くなった子どもであってもまた、
その意識とは、いつでも繋がることができるということです。
そうしようと意図すればいつでも繋がれるのです。」
それを聞いたことだけは覚えています。
その時は正直ピンと来ないのだけど。。
でも、
まだまだ私が知らない世界があることはよく分かったし、
何よりへヨアンが私に授けてくれた知恵が
温かみと愛に溢れているということを
体感していました。
翌日バーバラブレナンのワークショップに参加して
ハンズオンヒーリングとヒーリング科学に触れて、
とても深く動かされる体験をしました。
そして
私はその3ヶ月後からにマイアミで年5回定期的に開始されるバーバラブレナンの学校に通うことになります。
体調を理由に
5年間所属した大学病院の医局を辞めたばかりの私は、
私がまだ見知らぬ世界へと自己探求の旅に強く誘われていることを
ただただ全身で感じていました。
私のたましいは本当に旅をしている。
そして
あなたのたましいもまた旅をしている。
私は12年経った今、
このバーバラとへヨアンが教えてくれたことを理解できます。
その後ファミリーコンスタレーションの学びを通じて
今ではセッションの中で、
亡くなった家族の意識を感じ取ることは
場の必要に応じて行う当たり前のことになってしまっている
ということに気づかされます。
垣花桶川では妖精のように可愛らしい水の神様を感じます。
沖縄は
私にとってたましいの再会の地。
今日は
朝からひとり、民宿の目の前の海に入りました。
久高島の遥拝できるポイントです。
海にはだかの体を浸し
たましいを浸し
叫び、歌い、踊り、浮かんで漂い、
でんぐり返しをし。。笑
もうこれだけでも最高の旅です。。
それから
気の合った旅人と沖縄の大切な斎場御嶽、垣花桶川を訪れました。
斎場御嶽の新しい駐車場の上のレストランから久高島が見える。
感じながら
綴りながら
また旅のつづきを味わいましょう。
今日も生かしていただいてありがとうございます。