「子宮カフェ」レポ。信じること、愛すること。

ソウルバースセラピストで産婦人科医の

小林桜です。

先日、5回目「子宮カフェ」を

東京・谷中のギャラリーサロンkuukiで開くことができました。

 

「子宮カフェ」は

「子宮」や「子宮意識」をテーマにした

座談会形式のワークショップです。

ご自分の「子宮」に意識を向ける静かな時間の後、

参加者の方にご自分のストーリーを語っていただきました。

 

そこから、対話が始まり、気づきが生まれる。。

 

形のないまま始まった「子宮カフェ」では

これまでのところこの形が定着しつつあります。

 

 

今回、

子宮筋腫や卵巣嚢腫という婦人科疾患があり

手術を控えている、

という方がたが参加されて

それらのお話に耳を傾けていました。

 

私の視点では

病はあなたの表現です。

 

診断名は参考になりますが

あなたそのものではありません。

 

あなたが病を通じて何を体験し

何を感じ

どこに運ばれてゆこうとしているのか。

 

それはとても独特で

あなたの個人的なストーリーです。

 

私は

病を持ったあなたが

どういう生命体で、何を表現しているのか。

に関心があります。

 

今回の参加者の方たちは、

「子宮」を病を語ることを通じ

ご自分の愛を、創造性を、生命体として

信じ、自分だけの道を進むこと。

を表現されていました。

 

妊娠・出産したい。

という「子宮」から湧き上がるの女の願いが浮かび上がり

胸が震えるひと時もあり、

濃密な「子宮カフェ」でした。

 

似たような疾患だとしても

「子宮」なストーリーは

みんな表現系が違って独特だなあ。

 

だから、

やっぱり私はあなたという生命体を信頼する。

例え私には共鳴できなくても、わからなくても、

あなたがあなたのままでいられることが

もっとも大事。

そう信じて生きています。

 

信じること、愛すること。

それ「子宮」とハートの真ん中にたずさえ

まっすぐに自分の道を歩こう。

 

と、私も改めて思いいたしました。

 

今回も開けてよかった、

「子宮カフェ」。

ストーリーを分かち合ってくれた参加者に

感謝します。

どうもありがとうございます。

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