8月8日開催「いのちの物語に出会うワークショップ」の後記

令和8年8月8日に開催した「子宮カフェ」特別編ワークショップは、

「手術する前に、自分の子宮のきもちを知りたい」

という、一人の女性の奥深い願いに応えるかたちで実現しました。

自分のからだの中にある子宮。

これまでずっと一緒に生きてきたけれど、
その子宮は、いったい何を感じているのだろう。何かを訴えているような気がする。

そんな問いから、この場が生まれました。

今回は、ファミリーコンステレーション/システミックコンステレーションの手法を用い、

代理人を立てて、自分自身や子宮、家族などを場の中に置いていきました。

けれど、
こういうことは説明するほど、わからなくなるものかもしれません。

実際にその場に立ってみる。

誰かの代理人になってみる。

そして、そこで感じるものに耳を澄ませてみる。

すると、
頭では考えていなかったことが、
ふいに浮かび上がってくることがあります。

子宮から見えてきたもの

詳細を書くことは控えたいと思いますが、

この日のワークでは、一人ひとりがそれぞれの「いのちの物語」に出会っていきました。

子宮との関係。

母との関係。

自分が生まれてきたということ。

そして、
自分より前に生きていた人たち。

そこにあったのは、
「子宮について知る」ということだけではありませんでした。

自分がどこから来て、
誰とつながり、ここまで生きてきたのか。

他者の物語なのに、自分の物語の重なり合っていること。

そんな大きな流れの中に、
自分自身を置き直していくような時間でした。

からだは、何を知っているのだろう

私たちは普段、
からだを「自分のもの」として扱っています。

痛みがあれば治す。

症状があれば調べる。

必要なら手術をする。

もちろん、それは大切なことです。

けれどその前に、

「このからだは、何を感じているんだろう」

と立ち止まってみることもできる。

そして、感じていることが、いのちの「背景」に由来することに

気付かされることもあります。

いのちの物語は、続いていく

ワークが終わったあとも、
それぞれの中に何かが残っているようでした。

すぐには言葉にならないもの。

あとから、ふと思い出すもの。

自分では気づいていなかったけれど、
ずっとそこにあったもの。

それを、
「答え」と呼ぶ必要はないのかもしれません。

ただ、

自分のからだに耳を澄ませる。

自分のいのちに触れてみる。

その丁寧な時間そのものが、
ひとつの大切な出会いなのだと思います。

今回、この場を開くきっかけをくれた勇気ある素晴らしい女性と、
一緒にその時間を過ごしてくださった皆さんに、
心から感謝しています。

ファミリーコンステレーションの手法は、

個人の生死を超えて、

いのちや人生の背景を捉え直し、

新たな視点を得られる画期的な手法です。

今後も、ワークショップや個人セッションで

必要に応じてご紹介してゆきます。

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