【小林桜ものがたりvol11】友だちに無視されて熱を出したこと

私はわりと強気な子どもになってしまったので

いわゆるいじめられるようなタイプではありませんでしたが、

そういえば、

1度いじめのようなことを経験したことがあります。

このことは

大人になって何度も思い出すので

大切なことだろうと思い書いておこうと思います。

小学5年か6年の時、学習塾の合宿でのことです。

女の子5~6人くらいが一つの班になりました。

理由はわかりませんが、私が班長をすることに決まっていました。

何をする役割だったかはっきりと思い出せませんが、

私は生活上のリーダー的な役割を引き受けた感覚になっていたと思います。

ある朝、

起床後に布団をたたむ際に、

「立ってたたむと早くたためるよ」

ということを私が言った時にそれが起こりました。

班のメンバーとの間に亀裂が入ったのを感じました。

皆は無言でしたが、

それはピキッという音を立ててそうなったと記憶しています。

その後のこともはっきり覚えていませんが、

なんとなく皆に無視されるようになったと思います。

そして

その後のことではっきり記憶にあるのは

私が急に熱を出して寝込んでしまい、

合宿を一時的に休んだこと。

それから

その直後に班のメンバーが急に態度を変えて優しくなったこと。

そういう記憶があります。

私には

意見を明確に言ってリーダーシップをとってゆくのが望ましい時に、

なんとなく力を出せないということが

大人になってもよくあります。

患者に対しての医師としての立場と役割がある場合にはそれは起こりませんが、

友たち同士、医師同士などの並列の関係のが場合にそれが起こりやすいです。

そんな時に

自分のエネルギー体がぐにゃりと形を変えてしまう感覚を生じて

探ってみると

このことをうっすらと思いだすことが度々あります。

そのぐにゃりと形を変えるというのは、

きっとその無視された辛さを受け止めすぎないようにする防御反応だったことが自動的に再現されているのだと思います。

そして、

ある程度大きくなってから一度そのようなことがあっただけでこのような反応を繰り返すのだとしたら、

幼少期から虐待を受けて大きくなった人はどんなことだろうと想像しようとすると苦しくなります。

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