「私にはカンケーない」ってことが実は人生の鍵だったり。【写心入門1】

写真の練習。絞りを調整してボケ感・明るさを見てみる。

「これ、私には関係ない」って思ってることほど、自分に大切なことだった。

あとになって気付くような経験ってありませんか?

「これは絶対私やらない!」と頑なに思ってることの中にこそ、実は人生を切りひらく鍵があった。

私はそんな経験を繰り返してきました。

お産は私の仕事じゃないと思ってたのに、産婦人科医になりお産が好きな産科医になったのもそうだし、

最近では徹底的に避けてきた「不妊治療」の領域に足を踏み入れたことも良い例です。

・・このことはいずれまたお話しさせてもらいますね。

さて、

実は私、いつの頃からか「機械」が苦手。

それ以前に「道具」が必要な私であること自体に強い抵抗があるのです。

楽器不要でいたいから、私は自分のカラダを楽器として歌をうたう。

メガネがないとだめ。ってなりたくないから裸眼で見える状態でい続ける。

「お産」と「いのち」に関わる仕事も人間社会で普遍的なことだから、ここを深めておけばどこに行っても何か役立つだろうし。

服を縫い始めた時は、とにかく手縫いで始めたし。。

できれば身一つで満足したい。無人島でも自分らしくいられるように。

それが人生戦略として機能してきたのです、これまでは。。

でも今、これから先も続けるには不健全だと思っている。

幼い頃からサバイバルを考えている。ってことは、

人生に根深い危機感があった。ていうわけです。

これって私の「いのちの背景」に由来する部分が多分にある。

人や社会への信頼感のなさ。

「母なるもの」=Matter (物質)への安心感のなさ。

だから、これからは違う人生の選択をしよう。

自分以外の存在に対する安心・信頼を築いていく。

人・もの・それを仲介するもの。自分以外の全ての存在と。

行ったり来たりの相互関係をつみかさねていき、

自分の豊かさを表現し循環してゆけるものへと自分の世界観を再構築していくこと。

「いのちの場の母体=matrixの探求」こそが人生。

もう必要のない思い込みを見つけて手放し、

もっと純粋に「いのちの場の母体」に出会い、ふれあい、抱かれ、楽しみたい。

写真の練習。へーー。こんな風に撮れた!ボケてて面白い。笑

一眼レフカメラなんてあたしには関係ない。

って思い込んでた私がいましたが、カメラっていう道具を通じてとられる写真は確かに「愛」を表現している。

ある時、過去に私を撮ってくれた人たちの明確な愛が時空を超えて伝わってきたんだよね。
あの時は気づかなかった。彼らが私ととても愛してくれていたことが。その表現が写真だったってことが。

そんな発見があり。。どうも気になってしまい。。。。

人柄写心家Tsugu(丸山嘉嗣)さんとの出会いをきっかけに、このたび「写心入門講座」を受講。

1回目に習ったことは、色×光=「露出」のこと。

ホワイトバランス」と「ピクチャーコントロール」で色合いを調整する。

光の調整は「絞り(F値)」→「シャッタースピード」→「ISO感度」の優先順位でする。

私はカメラ入門生。今まで色のことも光のことも、取り組んだことない。新鮮!

新しいことに興味を持てることは楽しい。

教えてもらいたいと思える先生に出会えて、一緒に学べる仲間がいることが嬉しい。

いっぺんにわかりたいと思うけど、step-by-stepだよね。先生はつぐさん、アシスタントはこぼりみさきさん。(写真:1枚目あゆみさん/2枚目こぼりみさき)

心が写る”写心”。

心が動いた時シャッターを押す。という流儀。在り方。を教わります。

だから自分が「何に心が動くのか」に敏感になっていくことがレッスン。

カメラと写真の仕組みの習得で頭から湯気出てましたが

先生のつぐさんが言ったことで、一番心に沁みたことばはこれ。

ステキと感じることを恥ずかしがらないようにね。」ってこと

私、日々生きてて本当にたくさんのことが心を動かされてきたと思う。

でも、それに比べて分かち合うことは少しだけしかしてこれなかった。

ブログを書き始めたのも最近のこと。読んでくれて本当にありがとうございます♡

ずっとシャイだったと思う。

写真を撮ったり撮られたりしながら学ぶのは楽しい。

私、”写心”を学び始めてすぐに思ったことがあります。

私の心の窓にはレンズがあって、

光を取り込む量を調整する絞りの機能も本来はあるんじゃないか。ということ。

私たちのハートには外と内をつなぐ丸い心の窓があって、

私のハートは窓のふちが硬く錆びついてしまいがち。

胸が痛くて人に対して丁寧にできない。ってなってしまうことを感じてたけど、

それってハートに入ってくる光を調整する「絞り」が使えてないということかも。って思ったの。

人は見たいものを見たいように見ている。

だから、私は”写心”を教わるといいながら、

見たい世界を現実に写しとるためのヒントを得るつもりでいるのだ。

実はそうなんだね、私。って。笑

”写心機”の操作をひとつずつ覚えて、私が写したい”写心”が撮れるようにレッスンをしながら、

「相似形」としての自分の心のはたらきを再発見し、お手入れし、自分の心と仲良くなりたいんだと思う。

(写真:こぼりみさき)

「人は光そのもの」 これが私の今現在採用している仮説(アイデア)。

でも実際に体感しているわけではない。

それが私のハートの”写心機”を通じて

いのちの光と影と色彩とを豊かに写して感じとれるようになるという

楽しい人生の始まりなのかもしれない!

ちょっと大きすぎるかな?

ワクワク。

あなたにとってもう不要になっている古い戦略があるとしたら

それはどんなことでしょう?

それはあなたの変化したい方向性を示す鍵なのかもですね。

お読みいただきありがとうございました。

(写真:あゆみさん)

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