ふるさと広島たび。「生きる心細さ」に再会する。

そう、旅ばかりしていますが。。笑

先日、出身地の広島へ行ってきました。

両親は15年前に京都へ移住したので、

広島へは滅多に行くことがなくなりましたが

生まれてから高校卒業まで住んでいました。

また「呼ぶ声」があり2年ぶりに行ってきました。

父方、母方、お世話になった方、のお墓参りざんまい。

ずっと心に引っかかっていたので、本当に良かったです。

今回は、私の「生きる心細さ」にたくさん出会いました。

私は親に甘えないでいようという意識で子ども時代を過ごしたので、

「心細い」と思う感情が自分の中に閉じ込められて、

感じられなくなっていたようです。

3ヶ所それぞれお墓の前では、

祖父母や先祖と対話することが今回初めて実感として感じられました。

自分の近況や決意を報告し、話を聞いてもらっているうちに

自分の心細さに涙して、祖父に慰めてもらったり。

お世話になった友人父にも、励まされました。

とにかくどのお墓の前でも涙がこぼれてしまいました。

そうやって一人一人と話して、助けてもらえることを実感して、

私の胸のつかえが取れてハートの中には温かさと心強さが戻ってきました。

ソウルインタビューの大村隆さん。岩国で墓参りに同行してくれました。

家に居づらかった高校生の時、入り浸っていた友人宅の「品正寺」。お世話になった住職が昨年亡くなった。友人で副住職の水戸善爾さんと。

広島から呉への引越しをきっかけに

5歳で初めてひとりっきりで電車に乗って幼稚園に通い始めた初日。

迷い子になりパニックになった広島駅の地下道に

改めて立って感じてきました。

※【小林桜ものがたりvol5】参照。

その時の子どもの私が私の中に現れました。

「あの時は大変だったね。困ったね。字も読めなかったし出口わからないよね。

心細かったよね。」

と声をかけると、子どもの私はこのように言いました。

「そうだね。怖かったよ~。どうなることかと思った。

でもね、誰か大人の人が声かけてくれて助けてくれて、

改札口まで迎えにきてくれたNおばちゃんにも会えたから。

私が困っても助けてもらえたから大丈夫だった。」

ちょっと驚きました。

そう、

困ってもね、心細くてもね、助けてもらえるんだよね。

そうそう。

確かにそうだったね!

「心細くても大丈夫。一人ぼっちじゃない。」

40年抱えてきたトラウマ的記憶の印象が、

地下道に突っ立っている大人の私の中で

どんどんと書きかえられていきました。

広島駅の地下道。今も40年前とほぼ変わらない。

そして今回の広島では、

宮島厳島神社で人柄写心家つぐさんの100人撮影に参加しました。

知っている場所で、知っている人に撮ってもらうつもりで

実は以前と違う自分に出会うことになり、私の中が大混乱し、

撮影の途中でギブアップ!という体験をしました。

人柄写心家tsuguさん。この方に撮影してもらうと毎回おどろくような新鮮さを持って人生を経験をします。

その後宮島からフェリーに乗った時、やはり私はとても心細くなりました。

これから新幹線に乗ることがちゃんとできる自信がないくらい。

今までのこういうことは何度もあるのですが、

その時の私は前述の「地下道トラウマ」に入りかけていました。

でもその時、

「今回は心細さを感じるたびだ。それが今私に必要なことなんだなぁ。」

と観念しました。。笑

そして、「助けて。」って言えました。。

今後も私は我が道をひとり歩き続けるのですが、

これからは自分の心細さも受けいれて、

ひとりきりで頑張るんじゃないやり方で歩いて行こう。

このように思いいたった、ふるさと広島のたびでした。

お読みいただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします。

藤い屋さんで「焼きたて」のもみじ饅頭を食べたないと宮島にきた気がしない私。

宮島撮影 人柄写心家tsugu(丸山嘉嗣)さんの100人撮影はこちら

may-photo-hundred

昴コーチング 大村隆さんの小林桜ソウルインタビューはこちら

小林桜さんPDF.pdf

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