壱岐島で、自分に還る3日間 〜ヒーリングリトリートのふりかえり〜

しばらく言葉にできていませんでしたが、

2025年9月上旬

長崎県・壱岐島で、2泊3日のリトリートを開催したので

ふりかえりたいと思います。

 

7月、小笠原からの帰りの船でのこと。

「私、リトリートやってみたいんだよね」

と、つぶやいたら

それを壱岐で宿「喜翠」とモリノカフェtenを営むゆきさんが拾ってくれて、

彼女が壱岐でのホストを引き受けてくれたことが始まりでした。

打合せの段階で

「桜さんは、自分が“何かしよう”と思わない方がいいですね」

と言ってくれたのはとてもありがたかった!(笑)

 

募集期間は約1か月と短かったのですが、

3名の方が「行きます」と即決してくださり

とても嬉しかったのを覚えています。


 

「リトリート」と「ヒーリング」について

 

統合医療の領域でも、「リトリート」という言葉は

ここ数年で急速に広がってきました。

古くは「転地療法」や「療養」と呼ばれていたものに相当します。

「re-treatment(前線から退き、手当てする)」という

元々の言葉の意味を含んでいて、

現在では日常を離れてリフレッシュすることとして

一般にも盛んに行われるようになっている営みです。

 

「ヒーリング」という言葉には、

どこかスピリチュアルで、つかみどころのない印象もありますが、

私は「癒し」と言い換えて捉えています。

では、その「癒し」とは何なのか。

 

これは、若い頃から長い時間をかけて、

私自身が探求してきたテーマで、

今回「ヒーリングリトリート」というタイトルに組み込んでいます

人は、どうやって癒えていくのか。

医師として、そしてヒーリング・セラピストとして活動しながら、

今のところ私が感じている「癒し/ヒーリング」とは、

  • 自分を再発見していくこと

  • まだ出会っていない自分に出会っていくこと

  • 失われていた全体性を取り戻すこと

  • 大いなるものとのつながり、一体感(ワンネス)を思い出すこと

  • 「分離」から「統合」へと繰り返す道を歩くことそのもの

 

私たちが経験する困難や悲しみ、病いは、

自分という存在が全体(wholeness)から切り離されている、

という感覚として現れ,

統合へ向かう道の途中だからこそ経験する「分離」ともいえるのです。

 

「分離」もすべて愛おしい人間の尊い営み。

 

医師として医療の現場において

患者のそのような尊い営みに触れて

心振るわせわれることもしばしばあります。


壱岐という場所で起きたこと

 

都市で暮らす私たちにとって、

日常を離れ、

リトリートの時間を持つこと自体が、

すでに大きな癒しになります。

 

壱岐の力強い自然は、その力を惜しみなく差し出してくれました。

 

さらに、参加者同士が自然に交流し、

寝食をともにし、遊び、語り合う中で、

それぞれが自分の内側を映し合い、支え合っていく。

 

この「人と人のあいだ」に生まれるものこそ、

リトリートの核だと、改めて感じました。


 

3日間の記録

 

1日目

モリノカフェtenにて、四柱推命が本業のゆきさんが考案した「五行ランチ」。

浜辺で海に浸かり、波にごろごろ巻かれて遊ぶ(人魚ごっこ)で爆笑。

夕方は、日の入りと満月を眺め、草原に寝そべって深呼吸。

ただただ美しい時間。

 

 

2日目

朝瞑想。壱岐イルカパーク&リゾートで、イルカたちとふれあい、一緒に泳ぐ。

イルカたちも、この交流を楽しんでくれている——

そう感じられたことが、とても嬉しかった。

午後はグループワーク。システミック・コンステレーションの手法で。

 

3日目

辰の島遊覧船でのブルー。男嶽神社での官能。

大雨と雷。

個人セッションでエネルギーワーク。

そしてさよならの虹。

忘れがたい締めくくりとなりました。


 

ご参加くださった方の声

 

最後に、参加者の皆さんからいただいた感想を、ご紹介します。

”会いたかった桜さんに会えたし、初めてお会いする皆さんとも本当に楽しく過ごせました。
普段自然の中でゆっく過ごすことがほとんどできていないので、
もっともっと自然に触れて繋がりたい!と思いました。
瞑想も普段の生活の中でやっていきたいです。
人も自然の一部なので、自分の中心と繋がることが自然と繋がることでもあるな、と思いました。
あと、夜にヨニの月光浴ができたのもよかったです(⁠^⁠^⁠)”
”参加して最も良かったことは、現在も未来も大丈夫!と思えたことです。
自分の感覚が人と違うことなどに不安や恐れがありましたが、
自然の中で桜さんや由喜ちゃんや神様やイルカちゃんから「大丈夫だよ」と教えていただき、
東京にもどってきてからも根拠なく「大丈夫」と思えています。
本気で遊ぶこと、遊ぶって大事だと気づきました。
自分はしばらく遊んでいなかったことに気づいたので、たくさん遊ぼうと思っています。”
”相手を思いやることが自然とできた3日間だったように思います。
自然に包まれた癒やし、イルカと触れ合った経験、スタッフの皆さんの優しさ。 参加の皆さんの気遣い。
さくらさんとゆきちゃんの思いなど。 個人セッションを最後に受けることができて、とても神秘的でした。
(ちょうど雷がなり始めましたね!)
船出の時間に、大きな虹をみれた幸運、壱岐島を離れる時の寂しさや感謝の気持ちが、
最後まで忘れられない経験となりました。
ありがとうございました!”

 

今回のリトリートで企画から滞在までトータルでお世話になった、

四柱推命鑑定士であり、モリノカフェtenと宿「喜翠」を営むゆきさん。

そして、この流れに導いてくださった

壱岐イルカパーク&リゾートの高田佳岳社長に、

心から感謝いたします。

 

次回のリトリート開催は未定ですが、

重ねて開催したい、私の統合医療の道の中でも大切なアプローチになると思います。。

 

ぜひいつかご一緒しましょう。

ご興味ある方は、どうぞお気軽にお問い合わせいただけると嬉しいです。

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